近年計算機の性能が向上し,3 次元空間上のVR 空間とインタラクションを行う機会が増えている.

その中でハプティックインタフェースと呼ばれる力覚提示装置の開発が進められている.ハプティックインタフェースとは計算機上で作られるVR 世界の中の物体とインタラクションを行うデバイスであり,ユーザに対して力覚や触覚などを提示することで,VR 世界の中の物体に触れたと感じさせるデバイスである.

多指型は複数の指で操作し,直接指でVR 世界の物体に触れることができるためVR 世界と直観的なインタラクションが可能である.そのため多指型のものには直観的な操作を行うためにユーザの手の動きに合わせた操作性,また非常に繊細な感覚器である指先へ瞬時に力を提示する力の応答性が重要な要素となる.

本研究ではユーザがVR 中の物体に直接5 指を用いて触れたり物体を持つことで,ユーザに現実に近いVR 環境を提供できるように多指型ハプティックインタフェースを開発することを目的とし,5指による片手操作で掌を返し物体の裏側まで視認できる環境を提供できる多指型ハプティックインタフェースを開発することを目標としている.

フレーム制御

実行動画

発表

小西康貴,高見豪,赤羽克仁,佐藤誠.
手首動作を伴う多指操作型力覚インタフェースSPIDAR-MFの開発.
日本バーチャルリアリティ学会第15回大会論文集,pp.637-640, 2010 9.

高見 豪, 梅田 裕介, 小西 康貴, 一色 正晴, 赤羽 克仁, 佐藤 誠.
多指型ハプティックインタフェースSPIDAR-MFの開発.
日本バーチャルリアリティ学会 第4回力触覚の提示と計算研究委員会, Vol.001, No.HDC04, pp.7-10, 2010.3